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082 2008/03/21 コッククロフト ウォルトン回路の実験
コッククロフト ウォルトン回路の実験をしてみました。
コッククロフト ウォルトン回路は多段式整流回路で高電圧が得られます。
詳細はGoogleで検索してみてください。

整流回路なので、交流を用意する必要があります。
AC100Vを直接繋ぐのは危険なので、インバータでDCから作ることにしました。
Webで調べると使い切りカメラのストロボ回路を利用するそうですが、
タイマIC555を150Hzくらいで発振させて、トランジスタSWをON/OFFします。
2V:100Vのトランスに接続すると、140Vくらいの交流になりますので、これをコッククロフト ウォルトン回路に入れて昇圧します。
コッククロフト ウォルトン回路には12個のCとDを使っています。
Cは0.1uF/400V、Dは1A/800Vのものを使用しました。
電源はLiIon電池を4直列で16Vくらいです。

出来上がった実験回路です。
高電圧がかかっており、危険なのでケースにいれました。
上側の茶色のコンデンサがコッククロフト ウォルトン回路です。
発生させた高圧は5mmのギャップで放電させることにしました。
コンデンサが充電され電圧が上がるまで10秒程かかりますが、ある電圧を超えると放電します。
1cmで5KV以上だと空気中で放電するそうなので、3KVくらいは出ているものと思われます。

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