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059 2007/10/18 LC発振回路の実験
野毛トラ2号機の検討しています。
周波数は50MHzで、プリミックスVFOの代わりにプリミックスVXOにしようと思いますが、ちょうどいい局発用の水晶がありません。
特注すればいいのですが、ジャンク屋で100円くらいで買う水晶では思うようにはいきません。

そこで、局発を周波数固定のLC発振回路でなんとかならないものかと実験してみました。
VFOではないので周波数を動かす必要はありません。
機械的にがっちり小さく作れば安定したものができそうです。
周波数はLとCの組み合わせで何とでもなるでしょう。

回路図です。
クラップ発振回路にエミッタフォロワーのバッファを付けてあります。
実験なので周波数は適当でよいので、TCは付けません。
CはCH0でそろえました。Lは太目の線で巻いた空芯コイルです。


作成した基板です。
空中配線で、30mmx13mmサイズに押し込みました。
コイルはホットボンドで固めてあります。

31MHz程度の周波数で発振することを確認したので、回路ごとホットボンドで固めてしまいました。
部品の再利用ができなくなりますが、ジャンクパーツなのでよしとします。
一晩放置して熱が冷めてから周波数の安定度を測定しましたが、以前作成したVFO並みに結構安定しています。
シールドをしていないので、回りの環境で周波数が変動するので、シールドしてから温度特性を測定してみたいと思います。
ホットボンドは加工が楽ですが、熱には弱いので順当にエポキシで固めてみようと思います。


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