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042 プリミックスVFOの製作
2007/06/30 プリミックスVFOの製作 その1
50MHzSSBトランシーバー用にプリミックス方式のVFOを作ろうと思います。

SSBジェネレーターは「野毛トラSSBジェネレーター」を使用します。
周波数構成は、10.16+12.0x3+4.00〜4.14=50.16〜50.30MHzです。
12MHzの水晶を3逓倍して36MHzを作り4MHzのVFOとDBMで混合します。
VFOは以前作成した5MHzのVFOを改造して4MHzにします。

回路図と共振回路とLマッチ回路の計算式です。

無調整発振回路+バッファというのがオーソドックスで、野毛トラSSBジェネレーターのキャリア発振回路でも使用しましたが、今回はピアスCB回路にしました。
高調波から36MHzのみを取り出すために、共振回路をつけてQを大きくしました。
Lマッチでインピーダンス変換をして50Ωにします。

共振回路とLマッチ回路をそれぞれ計算して、並列になっているL1とL2を1つにします。

周波数の調整はできませんが、VFO側で調整するので、数KHzくらいずれても問題はありません。


実験用の基板で36MHz局発の実験をしました。
この回路で11.6dBmの出力(Vcc=9V)が得られました。
秋葉原で買ってきた基板です。逆さにして使用します。
FCZ基板よりも広いので、実験にはぴったりです。
穴あき基板に引っ越しました。
この下にDBMをつけます。
2007/07/01 プリミックスVFOの製作 その2
DBMに接続してプリミックスVFOとしました。
周波数は39.993〜40.141MHzとなり10.160MHzを足すと50.153〜50.301MHzとなります。
VCはギアなしですので、可変範囲はこの辺とします。
正確に測定できていませんが、出力は-4.0dBmくらいでした。
2007/07/01 プリミックスVFOの製作 その3
ジャンク箱を探していたら64.65MHzの水晶がありました。
そこで、60MHz帯のプリミックスVFOに改造してみました。

DBMで混合した後はローパスフィルタを通してから2SK241で増幅します。
回路図です。
出来上がった基板です。
成り行きで配置したので、レイアウトがガタガタです。
出力は8dBmくらいでした。

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