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030 リチウムイオン電池の充電
2007/05/07 リチウムイオン電池の充電 その1

ジャンク箱を漁っていたら、以前100円で購入したリチウムイオン電池が出てきました。
3.6Vなので、PICやAVRを使った小物の電源にぴったりです。
リチウムイオン電池は制御回路が組み込まれていて専用の充電器がないと充電できないものが多くあります。
ジャンクの電池ですから専用の充電器がありません。
ダメモトで分解してみます。
出てきた電池はビニールテープを巻きますので、ケースはいりません。
ニッパーでバリバリやりました。電池の抜け殻です。

ケースの注意事項に書いてあるように、
よい子はまねをしてはいけません。
予想とおり制御回路がついていましたので、切り離します。

出てきた電池です。角型で006Pの厚さを半分にしたくらいの大きさです。
これで、3.6V 550mAhです。

ここまでくれば充電は簡単です。
安定化電源を4.2Vに設定してつなぐだけです。
充電が進むにつれて電流が流れなくなりますので、半日位放置しておくと充電完了とのことです。

とはいうものの怖いので、逆流防止のダイオードを入れて低い電圧から少しづつ高くしていきました。
300mAくらい流れるまで電圧を上げます。
少しすると電流が減ってきますので少し電圧を上げます。
こうやって定格の3.6VになればOKです。
少し様子を見て問題がないようでしたら4.0V位に設定して放置します。
たまに様子を見て電流が50mA以下になっていてら少し電圧を上げます。
4.2V以上にはしないでください。
2007/05/19 リチウムイオン電池の充電 その2
ジャンク屋でLi-ionバッテリーパックを買ってきました。

これからはLi-ionが出回ります。
どうせ買うなら1セル当たりの電圧が3.6Vと高くて軽いLi-ionにしましょう。

シャー●製 14.4V 2500mAh で100円でした。
ネジ止めだったので、ネジを外したらケースが空くかと思ったら、中で電池が両面テープで貼り付けてあったので、バリバリと空けました。
空けたところです。2パラx4直列です。
3本端子だったので、制御基板無しかと思ったのですが、立派な基板が入ってました。
もちろん制御基板は不要なので、切り離します。
電池を取り出して1セルずつ電圧を測りました。
2.77Vあったので、充電すれば使えそうです。全セル同じようならOKです。

電圧が出てないセルがあったら、試しにそのセルだけ充電してみます。充電できるようならOKかも。

死んでいるセルがあったら切り離して、生きているセルだけで電池パックを作りましょう。
少し大きいですが単品にして、AVRやPICで作った小物用に使いましょう。

チェックが終わったら、ケースに戻して充電しましょう。
今回は少し控えめにして、4.0Vx4=16.0V を目標に充電します。
充電の仕方は前回と同じです。

よい子はマネをしてはいけません!

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