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2007/03/18 017 50MHz DSB ポケトラ の製作
WKNコイルができたので、50MHz DSB ポケトラの製作を始めます。

15穴x25穴の穴あき基板にレイアウトしました。
オリジナルではAFアンプはLM386でしたが、スペースの関係から2SC1815+2SA1015のアンプにしました。
ケースは105x85x22を予定しています。
ケース内にはまだ若干の余裕がありますので、ゲインが足りなければLM386かTA7368にします。
上から受信回路、VXO、送信回路です。
MIXにはおなじみのTA7358Pを使用しているおかげでコンパクトにできます。

実体配線図用のBsh3Vのライブラリを作成して、それを使っています。
穴/部品+配線/確認用レイヤの3つのレイヤで使い分けています。
確認用のレイヤを使って、確認できた所を赤鉛筆でなぞる要領で確認すると便利です。
実際の部品を配置するとかなりきつそうなレイアウトです。
電解コンデンサはスペース的に無理なので、タンタルコンデンサにしました。


部品の半田付けの前にマジックで配線を書いておくと効率的です。
(送信回路の左のグラウンドラインが抜けてますね。)

VXO部分のみ作成しました。
VCは横浜電子工作連絡会のミーティングでKXMさんから頂いた4連小型VCを使用しています。
KXMさんありがとうございました。

容量は20pFくらいでしょうか。
50.250MHzの水晶とL無しVXOで50.225〜50.258MHzの可変範囲でした。
容量を増やしても可変範囲幅は変わらなかったので、欲張らずにこの辺にしたいと思います。

やっと基板ができました。
このくらい密度が高いと穴あき基板ではつらいですね。
実体配線図の全体をコピーしてミラー機能で左右を反転させます。
これが、半田面からの実体配線図になりますので、配線の確認が楽にできます。
配線し終わったところは、別のレイヤーに太線を書き入れていきます。
完成した基板です。
DSBなので口笛での測定ですが、10mW位の出力でした。
受信部も動作しました。
あとはケースへの組み込みです。
こんな感じで配置してみました。
ケースはもちろん100円ショップで買ったケースです。
この基板には丁度よい横幅です。
ケースに入れてやっと完成しました。
ケースは薄いスチール製なので、慎重に加工しました。
ふたの部分が邪魔をしてBNCコネクタやVRのつまみが入らなかったので、ふたの縁を少し切ってあります。
送受信の切り替えSWはありません。
受信側は15pFで分岐して10KのVRを経由して受信部の同調回路に入ります。
ふたを閉めたところです。
アンテナはピコ6についてきたヘリカルアンテナです。
横顔です。
シーソー型のプッシュSWの手持ちがなかったので、小型のスライドSWを基板の余った1列を利用して取り付けました。

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