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2007/02/20 012 50MHz MLアンテナの製作

CQHamRadioの3月号を買ってきました。
バネ鋼を利用したアンテナの記事が載っていましたので、早速作ってみようと思います。
いつもの100円ショップで材料を探します。

見つけたのはドレインクリーナーです。
3mのバネ鋼が100円で手に入ります。

半田付けができるとのことなので、やってみます。
付きました。

切断は万力で何回か折り曲げます。


作成するアンテナは50MHzのマグネチックループアンテナにしてみます。
メインループは銅製とのことですが、とりあえずバネ鋼で作ります。
メインループ円周は80cm、接合部は両面基板で作った16pFのコンデンサです。

メインループが完成しました。
このサイズならどこへでも持って行けそうです。

メインループができましたので、給電ループを付けました。
形だけですが、それらしくなりました。
調整が大変だそうです。
SWRアナライザがあるといいのですが、ありません。
適当な周波数の電波を受信して電界強度計で測ろうと思っています。
どうなることやら。

給電部です。
コネクタはBNCにしました。
メインループを半分に切って、コネクタにネジとめしました。
給電ループは100円ショップで買った真鍮線にしました。
真鍮は銅より硬いので、給電ループの形を保っています。

MLアンテナは調整が大変とのことですが、調整してみます。
先ずはメインループとコンデンサを調整して、50MHzに共振させます。

SWRアナライザなどは持っていないので、実際に電波を受信してみます。
ディップメータの周波数カウンタ出力に適当なアンテナをつないで電波を出します。
この電波をMLアンテナで受信して、電界強度計が一番大きく振れるところの周波数が共振周波数です。
電界強度計は秋月のキットです。製作レポートが沢山ありました。
ディップメータは50MHzまで発振できませんので、25MHzあたりを発振させて高調波を受信します。
受信周波数は広帯域受信機で確認します。50.227MHzでした。
いい感じです。50MHz帯なので、あとは電波を出してSWRを測定できます。
共振周波数を微調整して、給電ループを切り詰めてマッチングします。
かなりクリチカルとのことです。
アンテナ自体が小さいので室内で調整できそうです。

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